キャンピングカーには必須の床張りキット
床張り前はこんな感じでした。
ハイエースは貨物車だけあって、中古で購入すると後部の荷室の汚さは半端ではありません。
また、床板がない場合は床がかなりデコボコしていて、掃除も大変です。
勿論、車中泊をしようと思っても、床板がこのようではかなりきついものがあります。
そこで一石二鳥なのが、この床張りキットです。ハイエースに床を張ればキレイに、しかも完全にフラットになります。
床張りキット装着直後の全体写真がないので、ちょっと分かり辛いかもしれませんが、 あなたのハイエースの雰囲気がガラッと変ります。
室内がキレイに、そして床がフラットになるので、キャンピングカーらしく、非常に快適になります。
自作でも取り付けは簡単
このキットがあれば、簡単に取り付けることができてしまいます。しかも、丈夫できれいです。
特に優れている点は軋みのなさです。これが非常に厄介な物で、夏の停車時には高温になってしまい、しかも走行時にはかなり揺れてしまいます。
それにハイエースは乗用車と違い、貨物車ですので、ちょっとした穴があったりすると、振動というより衝撃が激しいです。
そんな状況でも、軋まないようにするには、色々な工夫が必要です。この床張りキットは一見単なる合板の板に見えますが、床が軋まないようにする工夫で一杯です。
キャンピングカーには必須の床張りキットの取り付け方
自分はあるメーカーさんの床張りキットを購入して、床張りを行いました。
あくまでもそのメーカーさんの取り付け方ですので、すべての人に参考になるかどうかは分かりません。
①リアハッチボルトを外します.
2ヵ所あるシートの取り付けボルトを外します。
少々きつめかも知れません。
②シートの取り付けボルトを外します。
2ヵ所あるシートの取り付けボルトを外します。
少々きつめかも知れません。
③シートをはずします。
ボルトをはずしたらシートをはずします。
見た目以上に重いと思います。
④ステップのボルトをはずします
ボルトをはずします。後でSGLタイプのステップカバーに交換します。
⑤クリップをはずします
内張りはがしを使ってフロアマットについているクリップをすべてはずします。
⑥トリムをはがします
フロアマットを再利用しない人はここでトリムをはがし、断熱処理をするとよいでしょう。
⑦フロアマットをはがします。
場合によってはかなり悪臭がします・・・。
マットをはがした状態
自分の車はオイルか何かこぼしたことがあるようで結構臭かったです。
きれいに掃除しましょう。
折角なので塗装しました。
ベッドキットで普段は見えない場所とはいえ、あまりにも汚いのでスプレー缶で塗装しました。
⑧シート用の金具を外します。
シートをロックする金具のボルトを外します。
なくなさないように気を付けてください。
⑨フックを外します。
ボルトを緩めフックをはずします。塗装する場合は塗装前にはずしましょう。
⑩ 角材を貼り付けます
裏面にはテープが張り付けてありますので、はがして荷台床の中央にに固定します。
⑪もう１本角材を貼り付けます。
先ほど取り付けた角材につなげてもう１本角材を貼りつけます。
⑫金具の取り付け
高さ調節のため付属の厚いワッシャーを通してから先ほど外した金具を取り付けます。
⑬床板を置きます
まずは前部の床板を置きます。あくまでもまだ仮置きです。
⑭中央の床板を置きます
前部床板との間にクッションをはさみ中央の床板を置きます。
⑮ リングを差し込みます。
中央床板に空いている穴に付属のリングを入れます。
フック用の穴が見えるか確認します。
⑯後部床板を置きます。
あれ、長さが足りない、、、と思うかもしれませんがもう１枚短い床板がありました。
左右の角材の位置
後部床板の左右端にある角材が写真のようにはみ出すようにしてください。
⑰ リングを差し込みます。
後部床板に空いている穴に付属のリングを入れます。
フック用の穴が見えるか確認します。
⑱最後部床板の取り付け
最後部の小さめの床板を置き、各床板の位置を確認した後、ビス止めし固定します。
⑲重歩行用シート
重歩行用シートを床板の上に広げます。
見た目以上に重いですが頑張ってください。
見た目がずっときれいになりました。
初めの写真と比較してみてください。
これだけで別の自動車のようにきれいになりました。
⑳フック穴を開けます
前後で合計４か所にフック固定用の穴を重歩行用シートに明けます。（ボルトが入れば十分です。）
㉑シールの準備
床板シート上面のテープのシートを剥がし重歩行シートを貼る準備をします。
㉒貼り付け
先ほどシートをはがしたテープに重歩行シートを貼り付け固定します。
㉓ゴムを貼ります
余分なシートは隙間に差し込み、幅木代わりのゴムをを貼っていきます。
㉔シートの固定
シート用のボルト穴に太めのリングを入れ、シートをボルトで固定します。
㉚ サイドステップの取り付け
最後はサイドステップの取り付けとなりますが、配線をしてからになります。