ルーフテントの選び方

シェル型

ルーフテントシェル型は最もオーソドックスなルーフテントで、当社では「イージーキャンパー・シェルフィッシュ」がこれにあたります。

一般的には屋根部と床部がFRPもしくは、ABS樹脂でできています。

このタイプのルーフテントの最大のメリットは、ダンパーによって簡単に展開、収納ができることです。

このタイプのルーフテントのデメリットとしては足元が低いので寝返りをするのにも気を使わなければならないだろうし、2人以上で中で会話するのに対面ができないということです。

それでもこの手軽さはやはり魅力的で、寝るだけと割り切れば非常に良いルーフテントだと思います。

タワー型

イージーキャンパー タワー当社のルーフテント、「イージーキャンパー・タワー」がこのタイプで、「イージーキャンパー レボリューション」や「イージーキャンパー・ロンバス」も大きくはこのタイプです。



メリットは寝るには十分な高さが確保され、二人以上が中で対面状態で、ゆっくり会話をしたりしてくつろげることです。自分の場合お客さんご夫婦と3人で、2時間以上この中で話し込んだりしちゃうことだってあります。

オートキャンプ用大型タイプ

イージーキャンパー・ホーム左の写真は当社で販売していた、イージーキャンパー・ホームです。

非常に広く、展開する場所さえあれば非常に快適なルーフテントです。

良い点は見た通りでこの広さ、ステップワゴンの場合、車内も含めた部屋の広さは何と6畳もあり、キャンピングカーもビックリです。

欠点は大きさが大きさだけあって、風をまとも受けてしまうため風に弱いこと、それにルーフテントの開閉が非常に大変なことです。

また、勿論オートキャンプなら良いですが、道の駅やサービスエリアなどでは一切使えないことです。

そのため正直言って日本では需要がなく、販売中止となりました。

イージーキャンパー・ライトこのイージーキャンパー・ライトもそうですが、海外ではこちらのほうが主流のようです。

その証拠に「roof tent」で画像検索するとでてくるのは、ほとんどがこのタイプです。

休暇が長く、車中泊をする場所に事欠かない海外なら広いこのタイプが喜ばれるのも納得がいきます。

ルーフテント イージーキャンパーシリーズ 一覧

どのルーフテントを選ぶべきか

タワー型かシェル型か

おそらく100人いれば100人の人の用途や好みがあると思います。

ですので一概には言えませんが、大雑把に言えば以下のようになると思います。

それほど身長が高くない方で旅の最中にルーフテントでは寝るだけという人は開閉が非常に簡単なシェル型が良いと思います。

タワー型は皆さんが想像している以上にルーフテント室内は快適ですので、家族や友人との会話がはずむと思います。

個人的には道の駅などでの車中泊やオートキャンプには、このタイプがベストだと思います。

電動かそれともダンパー式か

これは本当に迷う内容だと思います。

確かに電動のルーフテントは開閉が簡単なので非常に快適です。

風雨にさらされ、しかも高速で走行する自動車の屋根の上に取り付けられているルーフテントは過酷な環境にあります。

その分10%未満ですが故障があるのも事実です。

その点不安があると思います。

修理内容に関しては開閉モーターのついているプッシングロッドか受信機を交換するだけの内容です。

費用も自分で行えば、それぞれ1個当たり税抜き12,000円ですので、それほど大きな負担でないと思います。

プッシングロッドや受信機が風雨にあたりやすいレボリューションは故障率が高めですが、その分プッシングロッドや受信機の交換が簡単です。

逆にEタワーやEシェルフィッシュはリモコンは使用時に接続、プッシングロッドは室内にありますので風雨があたりません。

そのため故障はほとんどありません。

ただし、一旦故障すると屋根を外さねばならないので少々厄介です。

面倒ではありますが、修理に技術的に難しいことはありません。

異常のことを踏まえてお選びくだされば良いと思います。

 

ルーフテントでオートキャンプ

オートキャンプ食事を作ったり、飲食を楽しんだりする活動的なオートキャンプだけでは、ルーフテントでは手狭となります。

しかし、その問題はサイドオーニングを使用することで簡単に解決します。

サイドオーニングさえあれば非常に快適にオートキャンプをすることが可能になります。

準備をするにも一般のテントやオーニングを張るよりもずっと早くできてしまいます。

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