車中泊に最適なベッドキット
ベッドキットは勿論、軽キャンピングカーを製作していただいているベーシックの頑固職人、春田さんに特注で制作していただきました。
「寝るための快適なベッド」というのは勿論、これだけで「キャンピングカーとしての装備を凝縮」させました。
このベッドキットを取り付けるだけで、サブバッテリーシステムや水道など自分の考えるキャンピングカーに必要な機能を全て果たしてくれます。
このベッドキットに関しては 25kg以上の重たいディープサイクルバッテリーを2つ取り付けるため、かなり多くの補強をするなど、特注の内容がすごく多かったのでかなり高額となってしまいました。
簡易水道設備
あくまでのハイエースキャンピングカー自作では標準であくまでも簡易的なものですが水道設備を装備しました。
車中泊の際はスーパーで弁当を購入されて食事をすることも多いと思います。
そういった時にちょっと手を洗えたらなあという時に非常に便利です。
給排水用タンク
あくまでも手洗い程度の使用目的にしましたのでタンクの標準サイズは5Lとしました。
2段ベッドにもなります。
床面にマットを敷けば2段ベッドとして使用できます。上半身はフリーですので圧迫感はありません。
大きな荷物も大丈夫
マットをはずせば大きな荷室が出現します。
大型の荷物を運ぶ時も大活躍します。
就寝時の荷物置き場
2段ベッドとして使用しても就寝時も下段後部に荷物置き場を確保できます。
電源パネル
100Vコンセントを3つ、シガーソケット差込口を2つ、オーディオ用電源切り替えスイッチも搭載。
ベッドキットについての豆知識
車内の環境は室内と違い温度が非常に高くなります。
そのため普通の家具を作る要領でキャンピングカー用ベッドを作成するとどうしても湾曲してきてしまいます。
また、特にベース車であるハイエースは貨物車であるため走行時の振動は乗用車と比較して大きくなります。そのためどうしても走行時にキシミ音が出やすい環境となります。
そのためキャンピングカー用ベッドの作成は一般の家具の作成の要領とは全く違ってきます。
私自身当初は当初木目の綺麗な無垢剤を使おうとしていましたが、それでは時が経つにつれて、熱で板が湾曲してきてしまうそうです。
ですのでキャンピングカーには合板を使用し、表面にシートを貼らなければなりません。。
また、一言に合板といっても、品質はピンからキリまであります。当社ベッドキットは最高級の丈夫な合板を使用しています。
手間隙がかかるので、結果的に、人件費の高い日本ではこれを作るとどうしても非常に高価なものになってしまいます。
ちなみにダッシュボードの温度は75℃くらいまで上昇するそうです。
それでは確かに湾曲してしまう訳ですね。