ルーフテントの選び方

これまでルーフテントについて多くの相談に乗ってきました。

その際は相手の方の家族構成や旅行先など詳しくお聞きしてその方に最適と思われるルーフテントを勧めてまいりました。

しかし、最近になって分かった事は我々アドバイスをする側の意見も我々の年齢によっても変わってくるという事です。

自分の場合若い時は手間をあまり気にしませんが、段々年齢を重ねると段々ルーフテントの開閉が面倒になってくることです。

若い時は個人的にはシェルフィッシュは前方が低いこともありあまり好きではありませんでした。

しかし、最近になって開閉が簡単でトラブルが最も少ないシェルタイプが一番のお気に入りとなりました。

このようにアドバイスする側の意見も絶対という事はありませんので、下記のメリット、デメリットを参考にしてご自分に一番適したルーフテントを探してください。

シェル型

ルーフテントシェル型は最もオーソドックスなルーフテントです。

当社では「イージーキャンパー・シェルフィッシュ」「イージーキャンパー・シニスト」がこれにあたります。



このタイプのルーフテントの最大のメリットは、ダンパーによって簡単に展開、収納ができることです。

タワーとの違いは展開の手間はほとんど変わりません。

しかし、実際にしまう時は見た目はそれほど変わらないかもしれませんが、圧倒的にこちらのほうが簡単です。

それに構造上タワータイプよりも丈夫ですので、風にも強くまずトラブルは起きません。

このタイプのルーフテントのデメリットとしては、2人で使用する時は対面ができないということです。

夏休みの間2週間に渡りシェルフィッシュで寝泊まりしましたが、結構快適でとても気に入ってます。。

タワー型

イージーキャンパー タワー当社のルーフテント、「イージーキャンパー・タワー」がこのタイプで、「イージーキャンパー レボリューション」も大きくはこのタイプです。



メリットは寝るには十分な高さが確保され、二人以上が中で対面状態で、ゆっくり会話をしたりしてくつろげることです。

自分の場合お客さんご夫婦と3人で、2時間以上この中で話し込んだりしちゃうことだってありました。

デメリットとしてはシェル型と比べて閉める時が面倒なことです。

一見それほど変わらないように見えますが、慣れるまではシェル型と比べるとずっと手間がかかります。

また、構造上シェル型と比較するとどうしても壊れやすいです、ルーフテントを閉める際は絶対に捻らずの閉めてください。

オートキャンプ用大型タイプ

イージーキャンパー・ホーム左の写真は当社で販売していた、イージーキャンパー・ホームです。

非常に広く、展開する場所さえあれば非常に快適なルーフテントです。

欠点は大きい分風をまとも受けてしまうため風に弱いこと、それにルーフテントの開閉が非常に大変なことです。

また、勿論オートキャンプなら良いですが、道の駅やサービスエリアなどでは一切使えないことです。

そのため正直言って日本では需要がなく、販売中止となりました。

ルーフテント イージーキャンパーシリーズ 一覧

どのルーフテントを選ぶべきか

タワー型かシェル型か

おそらく100人いれば100人の人の用途や好みがあると思います。

ですので一概には言えませんが、大雑把に言えば以下のようになると思います。

旅の最中にルーフテント内で対面する事のない方、天候が分かり辛い長期間の旅行をする方は開閉が非常に簡単で丈夫なシェル型が良いと思います。

ただし、身長が180㎝近い方は足回りが低いので窮屈に感じられるかもしれません。

ルーフテント室内で家族と食事をすることが多い方や身長の高い方は前方m高さのあるタワー型が良いと思います。

 

電動かそれともダンパー式か

これは本当に迷う内容だと思います。

確かに電動のルーフテントは開閉が簡単なので非常に快適です。

風雨にさらされ、しかも高速で走行する自動車の屋根の上に取り付けられているルーフテントは過酷な環境にあります。

10%未満ですがその分故障があるのも事実です。

と言っても故障のほぼないシェルフィッシュと比べると格段に故障は多いです。

 

電動ルーフテントの修理内容に関しては開閉モーターのついているプッシングロッドか受信機を交換するだけの内容です。

費用も自分で行えば、それぞれ1個当たり税抜き16,500円ですので、それほど大きな負担でないと思います。

プッシングロッドや受信機が風雨にあたりやすいレボリューションは故障率が高めですが、その分プッシングロッドや受信機の交換が簡単です。

逆にEタワーはリモコンの受信機は使用時に接続し、プッシングロッドは室内にありますので風雨があたりません。

そのため故障はほとんどありません。

ただし、一旦故障すると屋根を外さねばならないので少々厄介です。

以上のことを踏まえてお選びくだされば良いと思います。

 

ルーフテントでオートキャンプ

オートキャンプ食事を作ったり、飲食を楽しんだりする活動的なオートキャンプだけでは、ルーフテントでは手狭となります。

しかし、その問題はサイドオーニングを使用することで簡単に解決します。

サイドオーニングさえあれば非常に快適にオートキャンプをすることが可能になります。

準備をするにも一般のテントやオーニングを張るよりもずっと早くできてしまいます。

ルーフテント イージーキャンパーシリーズ 一覧