これで冬も安心? 蓄熱マット 49,800円(税込み)
ルーフテント専用設計
ルーフテントに合わせて設計されていますので、隙間なくぴったりと収まります。
使い方は簡単
シガーソケットを差し込めば、あとは写真のスイッチを入れるだけ。
ルーフテントの冬の寒さ対策に最強のアイテムをご用意しました。
蓄熱マットは12Vを1時間半(気温20℃の場合)通電すれば、その後7時間ほど暖かい優れものです。
寒い時は2時間半ほどかかるようですが、ちょうどポータブル電源で足りる電力消費量です。
これなら、電源の供給元を確保しづらいルーフテントでも快適に使用することができます。
お値段が約50000円と我ながらかなり高いですが、特注、少量生産、国産ということでどうしてもコストが高くなってしまいます。
この商品は市場に出回っている50cm幅の物でも定価が4万円程する高級品ですので、それを考慮していただけば十分にお値打ちなのが分かっていただけると思います。
サイズは弊社ルーフテント用に特別に制作したものですので、ルーフテントにちょうどぴったり収まります。
また、暖房の効いていない寒いルーフテント内での使用ですので、保温性を高めるためにマットの厚みを6cmとしました。
定格電圧 :DC12V(12Vシガーソケット使用)
定格消費電力 :60W×2
定格電流 :5Ax2 (注1)
蓄熱(通電)時間 :約1.5時間(室温20℃) (注2)
表面温度 :43℃
放熱時間 :約7時間(室温20℃)
サイズ/重量 :195mmx115mmx60mm
生産国 :日本製
注意1: 定格電流に関しては蓄熱装置は2つ入っていて、5Aの電流を交互に流します。
注意2: 気温がかなり低い時は、十分に暖かくなってもサーモスタットが切れないことがあります。その際は2時間30分以上くらいしたら、電源を切ってください。
蓄熱マットの上手な使い方
ルーフテント内で使用できる電源はポータブル電源くらいしかありません。
もちろん、走行時に窓からコードを取り込みシガーソケットに差し込む手がありますが、冬場に窓を少しでも開ければ冷気が入ってきてたまったものではありません。
電力に余裕があればよいのですがポータブル電源の電力供給量は本当に僅かなものです。
効率よく蓄熱するためには蓄熱マットの上に極力厚めの布団を敷いて熱が逃げないようにすること。できればマット下にもアルミシートを敷いて熱が反射するようにしてください。
ポータブル電源に関して
寒い時期2時間半まで暖めなくても、布団の中が体温で温まることもあり、1時間半から2時間くらい電気を流せば、朝までぐっすり眠れると思います。
これくらいの時間でスイッチを切れば理論上、20Ahのポータブル電源で2晩ほど使えるはずです。
ただし、ポータブル電源の性能や、その時の気温にも左右されますので、具体的には購入された方がルーフテントや軽キャンピングカーで実際に使用した経験から判断していただかざるをえない点はあります。
ポータブル電源の性能に関しては各社それぞれ違いますので、具体的にはポータブル電源の販売店やメーカーにお尋ねください。
余談ですが、ポータブル電源のお値段に関しては、当社では格安で販売しているお店には、全く対抗できないので販売していません。
正直申しましまして、当社の仕入れ値が格安店の販売価格より高くなってします。
自分が知る限り、ヤフーオークションやヤフーショッピングで格安で販売されています。
ルーフテント用蓄熱マットを販売するまでのよもやま話
今までいただいた質問の中でダントツで一番多いのが、”冬場は大丈夫ですか。”というものです。
今まで自分は、
「11月末までなら布団だけで寒さは十分に凌げます。朝、外では息が白くなっている状態でもルーフテントの中は寒く無かったですよ。ただ、真冬は小さな子供がいる自分は試す機会も根性もありません。」
とこと答えていました。
もちろん、多くのお客さんも思ったよりずっと暖かかったと言って喜んでくれているのも確かです。
しかし、12月以降にも快適にルーフテントライフを送っていただきたいと考え、様々な方法を考え続けてきました。
もちろん、多くの方から尋ねられるルーフテントの周りに取り付けるウィンターフードのことについても考慮してみました。
もちろんある程度は効果があるのでしょうが、立派な壁のある家の中でも熱源が無ければかなり寒いのに、所詮が布切れが1枚増えただけで大きな断熱、遮熱効果は望めないというのが自分の見解でした。
それで何とかルーフテント内で使える熱源はないかと思い、考えてみました。
12Vの電気毛布という手もありますがポータブル電源では2時間半ほどしか持ちません。それでは厳しいすぎます。
それで、散々色々な使えそうなものを探し回った結果、蓄熱マットという1度温まれば一晩暖かいという優れ物に出会いました。これならルーフテントにポータブル電源を持ち込めば一晩暖かく快適に寝ることができます。
しかし、それには大きな問題がありました。サイズの問題です。
もともと、基本的にはトラックの運転手さんの仮眠用に開発しているメーカーが多く、大抵は24V仕様であり、12V製品を販売しているのはほとんどありません。
そのため、選択できる蓄熱マットは非常に少なく、どれも50cm幅でできていました。
これでは2つルーフテント内にしいてもサイズが合わず、隙間ができてしまいます。ただでも空間が限られたルーフテント
の床面積をこれ以上狭めたくありません。
それで国内だけでなく、海外に至るまで様々な企業さんと交渉した結果、日本の信頼のおけるメーカーさんに作っていただくことになりました。
製品の信頼性が高い分、国産、少量生産、特注という高価になる3大要素が完璧に揃っている為、このように高価になってしまいました。