車中泊用ルーフテントをトラックを取り付けた方からのお便り
神奈川県在住 T.Uさん
森さん、こんにちは。
世界中に1台のルーフテント仕様のトラックが形になってきましたので報告します。
私は体も大きくウェイトもあるので頑丈で一生物を作ることにしました。
ステンレスやアルミなど色々悩んだ結果、鉄の1.6mm厚の30mm×50mmの角パイプで作ることにしました。
走行中の横ブレ対策でアオリを挟むような作りにしました。
溶接も終わり、いよいよペイントに入ります。下地に錆対策プライマーを吹き、仕上げにはマットブラックをチョイス。
車体のシルバーに合わせました。写真①
テントを止めるフレームは5本にし、中で動いてもかなりガッチリして安心です(写真②③)
テント出入り部のフレーム上部にはアルミのはしご板を貼り見た目とキズの防止ができ、グッドです。写真④
いよいよトラックとドッキングです。取り付けはホークリフトでリアからアクセスし、載せるだけ。ワンタッチに近いです。
固定はボルト6本で行います。
トラック自体には穴あけをせず出来ました。
しっかり固定し、道路へ。
出だしからその軽さにビックリ。計算では100kg以内に収まっているはずです。
もちろん、テントとフレーム合わせてです。加速、ブレーキング、カーブなどテストしましたが、キシミ音もなくOKです。
高速での風切音対策で、あえて前後逆にセットしました。写真⑤
次はテントの展開です。ハンドルを回し、あっという間に完了。写真⑥
高さがないので台形の脚立で出入りする予定です。
テントの下にはもちろん広大なスペースがあり、大好きな釣り具もたくさんのります。
とりあえず、この状態で船釣りへ行ってこようと思います。高速テストもあるので。
釣りの前日に移動し、現地で寝てから船に乗れば船酔い対策にもなると思います。
寝不足でいつも酔うのでこれで解放されます。
今後は頂いたオーニングの制作に入る予定です。
これもこだわりがあり、オーニング単体で取りつけられるようにするつもりです。
もちろん走行時は低く、使用時には高くできるものを考え中です。
これからも日々進化させていく予定なのでお楽しみに。
また、ご報告します。
P.S コーヒーごちそう様でした。大変おいしかったです。
香り良く酸味控えめで苦みのきいた好みのコーヒーでした。
T.U
有限会社 ダイキ 森より
T.Uさんから ”トラックの荷台にフレームを取り付け、その上にルーフテントを取り付ける予定”とお聞きした時本気で止めようか、販売するのをお断りしようかと思い悩んでいました。
もちろん、安全を考えてのことです。
そしたら、溶接のプロということでホッとして、安心して販売させていただきました。
こうやって写真でその雄姿を見せていただくと僕の心配が杞憂であったことがよく分かりました。
本当にしっかりとした作りで感心しています、すごいです。
もちろんトラックの荷台をこのように改造して取り付けた方は世界で唯一でしょう。
この後どうなるのか続きを楽しみにお待ちしています。